クラブこけしと、クラブこけしオーナーの愛人が経営するこけしモデル事務所のにいるこけし娘の内、
平賀家の娘達がこの初秋、一族の親睦旅行をオーナーも交え行う運びとなった。
参加者はカニ菊(店外38他)テイ子(73話)レインボー(72話)ジロ子(店外80他)の4名。
一族を象徴する胴の模様から『カニ旅行』と命名され、秋晴れのその日旅行は始まった。
一行がまず向かった先は宮城県は蔵王連峰にある“御釜”。
エメラルドグリーンの水をたたえたカルデラ湖で、彼女達の故郷を代表する観光スポットである。
カニ旅行1_1
足場の悪い中、ノッポのテイ子がジロ子の助けを借りながら体勢を整えていた。
ジロ子「テイ子さんこんな感じでどう?落ち着いたかしら?」
テイ子「あらすいませんジロ子さん。でも足場の悪さで逆に上手く収まりましたわ。オホホ。」
レインボー「いやー絶景絶景!ついでに虹も出しちゃおうかしら!それっレインボー!」
カニ菊「ちょっとレインボー!あまりはしゃがないでよ!っていうかなんで“カニ子”が来てないのよ!」
そう、この旅行には平賀一族の一人である“カニ子”(店外42他)も来て然るべきなのである。
テイ子「ウィンクしたりリボン付けたり、目立ちたがりやのカニ子ちゃんなだけに変よねえ。」
レインボー「そういえばカニ子姉さん、なんか今回は別の目立ち方をするんだって言ってたわ。」
カニ菊「別も何も、来なきゃ意味が無いじゃない、まったく。」
ジロ子「あれ?カニ菊ちゃん、まさか・・・こういういうことじゃない?」
テイ子「あらあら、ホント!カニ子ちゃん考えたわね。」
カニ旅行1_2

果たしてそれはカニ子の目立ちたがり神通力の所業によるものか、
集合写真等で妙に目立つ部分である右上の欠席者枠に、彼女はなんとしっかり納まっていたのである。
カニ菊「そんな目立ち方ってアリなの?!何というかもう・・・飽きれたもんだわ・・・。」
一同何やら感心しながら始まった2017年初秋のカニ旅行であった。
つづく
=====================
といったわけで始まりましたカニ旅行にしばしお付き合いお願いします。
御釜は天気も良くカメラも新調しましたのでなかなかの写りではないでしょうか!
カニ子は手違いにより純粋に連れて行き忘れたのが真実です。
集合写真等でよくある欠席者枠に積極的なストーリーを与えてみました。