日比谷公園からの散歩の続き、ゆさことあきこ姉ちゃんは桜田門へとやってっきた。
「これがかの有名な桜田門なのね。ゆさこ、私何だか感動だわ。」
「そう、よかったね。私は疲れたわ。この辺って妙にだだっ広くて、歩いていて精神的にこたえるのよ。」
「何をひ弱なこと言っちゃってるのよ。回りを見てごらんなさい!」
二人の側をいわゆる“皇居ランナー”が何人も駆け抜けていく。
“~ちゃってよ”が口癖のあきこ姉ちゃんは当然のように提案する。
「どう、ゆさこも走っちゃってよ!」
「言うと思っていました。走りません。」
疲れのせいか、はたまた政変の地の殺伐とした空気の名残か、ゆさこはブラックモードに入っている。
「そもそもこの人たち、何で遙々ここまで来て走ってるの?自分家の近所じゃダメなの?」
「おっ!ゆさこ、ブラックモードね。聞いてあげるわ。言っちゃえ言っちゃえ!」
「私はランナーですみたいな格好しちゃってさ。ファッションアピールの方がメインなんじゃないの?」
「ほほう、それでそれで。」
「それに、よりによって皇居を回るって、もしかして天皇バンザ・・・はっ!あぶない!」
「おおっと、どうした、ゆさこ。」
「危うくあきこ姉ちゃんに乗せられて、あらぬことを口走るところだったわ!くわばらくわばら。」
「せっかく面白くなりそうだったのに。でもゆさこ、今日は楽しかったわよ!また誘っちゃうからね。」
ある秋の日、満足げなあきこ姉ちゃんと、多少毒を吐きスッキリしたゆさこであった。
というわけで2回にわたってこけしの都心散歩でしたが、
天気も良く、思いのほか撮影もしやすい環境で楽しく過ごしました。
私もよく近所をジョギングするのですが、いつか満を持して皇居ランを・・・
と、思ってなかったりですが、きっと気持ち良いんだろうなと散歩をして思いました。
「これがかの有名な桜田門なのね。ゆさこ、私何だか感動だわ。」
「そう、よかったね。私は疲れたわ。この辺って妙にだだっ広くて、歩いていて精神的にこたえるのよ。」
「何をひ弱なこと言っちゃってるのよ。回りを見てごらんなさい!」
二人の側をいわゆる“皇居ランナー”が何人も駆け抜けていく。
“~ちゃってよ”が口癖のあきこ姉ちゃんは当然のように提案する。
「どう、ゆさこも走っちゃってよ!」
「言うと思っていました。走りません。」
疲れのせいか、はたまた政変の地の殺伐とした空気の名残か、ゆさこはブラックモードに入っている。
「そもそもこの人たち、何で遙々ここまで来て走ってるの?自分家の近所じゃダメなの?」
「おっ!ゆさこ、ブラックモードね。聞いてあげるわ。言っちゃえ言っちゃえ!」
「私はランナーですみたいな格好しちゃってさ。ファッションアピールの方がメインなんじゃないの?」
「ほほう、それでそれで。」
「それに、よりによって皇居を回るって、もしかして天皇バンザ・・・はっ!あぶない!」
「おおっと、どうした、ゆさこ。」
「危うくあきこ姉ちゃんに乗せられて、あらぬことを口走るところだったわ!くわばらくわばら。」
「せっかく面白くなりそうだったのに。でもゆさこ、今日は楽しかったわよ!また誘っちゃうからね。」
ある秋の日、満足げなあきこ姉ちゃんと、多少毒を吐きスッキリしたゆさこであった。
つづく
=====================というわけで2回にわたってこけしの都心散歩でしたが、
天気も良く、思いのほか撮影もしやすい環境で楽しく過ごしました。
私もよく近所をジョギングするのですが、いつか満を持して皇居ランを・・・
と、思ってなかったりですが、きっと気持ち良いんだろうなと散歩をして思いました。
コメント
コメント一覧 (2)
おー、遂に(ニヤリ)ブラックゆさこちゃん降臨!ですね♪こーなったらもっと怪気炎上げにお二人で、私の所有者め推薦(?)のBARにいらっしゃっては如何でしょ♪…ナンでしたら、所有者めにシェーカー振らせたりなんぞしても良う御座いましてよ♪♪
from HITOSHI 」
あきこ姉ちゃん「オーナー!ゆさこがクサクサしているのよ。ちょっと一杯秋らしいカクテルを作っちゃってよ!」
ゆさこ「頼むわオーナー。強いやつよろしく。」
オーナー「では、手前味噌ながら3人分、シェーカーでこしらえよう!」
シャカシャカシャカ・・・
オーナー「よし完成。では皆で、カンパ~イ!」
程なくして爆睡のオーナーとゆさこ。
あきこ姉ちゃん「何なのよ二人とも!下戸も大概にしちゃってよ!まったく・・・。
HITOSHI姉さん起きてるかしら。飲み直しだわ。」
こけ無線に手を伸ばすあきこ姉ちゃんでした!