京都旅行を満喫するこけし娘達がいる一方、クラブこけしの居残り組は、
日々お茶づけで過ごしていたことが、ゆさこの発言(前話コメント欄)にて判明した。
居残り組はなぜ粗食生活になっていたのか。
クラブこけしには“めし炊き”(2035話ほか)と“まんさく”(49話)という賄い担当がいたはずである。
そう、今回その2人も京都旅行に参加していたのであった。
他の娘達が観光を楽しむ一方、2人は『おばんざい』修行を目的に京都の花街、先斗町にやってきた。
先斗町
「まんさくちゃん、ここ京都で本場のおばんざい料理の極意を身につけるわよ!」
「でもめし炊き姉さん、おばんざいってヘルシーなイメージですよね。
店の娘の一部は、二言目には『こってり肉料理が食べたい!』といつも言っていますが・・・。」
「そんなのは放っておきなさい!ぶっちゃけ店が大所帯になって、まさに台所は火の車なのよ!」
「おばんざい、受け入れられるでしょうか。」
「皆の健康だって考えなきゃ。最近のオーナーの食べたい気持ちと体のギャップなんか酷いものよ。」
「確かに。この前もこってり豚骨ラーメンを食べてお腹を壊してましたね。もう歳なんでしょうね。」
「そうよ。賄いのおばんざい化は良い事ずくめよ!」
こうして2人は先斗町でしっかりとおばんざいの極意を学び、
その後のクラブこけしの賄いはローコスト&ヘルシー志向になったという。
オーナー始め一部のこけし娘からは「こってりが食べたい!」との不満の声が今も絶えないという。
つづく
=====================
先斗町とこけし。こけしにキャラクター付けをすればこそ趣ある(ブログ主に)写真です。
パッと見「?」としかならない取り合わせですね。今更ですが。
このブログをどれくらいの方が「?」と思い去っていったことでしょう。
今回の写真で何故かしみじみと思ってしまいました。
そして胃腸の弱体を否定しながらこってり料理がやめられない今日この頃です。