砂丘1
「いやっほーい!1号、砂丘よ!」
「まてまて2号~!」
「ちょっと待ちなさいあんたたち!!」
砂丘2
ここは伊豆の田牛サンドスキー場、季節風により吹き上げられた天然の局所的な砂丘である。
この砂丘ではしゃぐのは、クラブこけしのこけし娘“うんきち1号”と“うんきち2号”(8283話ほか)。
そんな2人に、鳴子娘の引き締め役“大福”(100話ほか)が手を焼いていた。
「あんたたち!いい加減にしなさい!もう帰る時間よ!みんな待ってるのよ!!」
大福が捕まえようと追いかけ始めると、逃げる2人は掛け合いを始めた。
「え~、田午のサンドスキー場にやって来たとかけまして~。」
「お、2号、なぞかけね。はい、サンドスキー場にやって来たとかけまして~!」
「大福姉ちゃんが怒って追ってくると解く~。」
「はい、鬼大福が追ってくると解く~。その心は!!」
「サッキュウ(砂丘・早急)に駆け出しましょう!!2号っちです!!」
「うまい!!」
そう言っている間に、怒涛の追い上げを見せた大福が2人に追いつくのであった。
「ハァ、ハァ・・・やっと捕まえたわ!あんたたち、何度も何度も・・・・ん!」
その時、大福は何か思いついたようである。
「あんたたち!仏の顔も三度(サンド)までよ!!砂丘だけにね!」
「・・・・・・・・。」
黙り込む2人に色々な意味で腹を立て、2人にゲンコツを据える大福。
クラブこけしの日常の光景である。
つづく
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伊豆にある田午のサンドスキー場、
俗っぽい響きなので行ったこと無かったのですが、
まさか天然のものとは知りませんでした。
季節がらサービスもなく閑散としており、
おかげさまでなかなかシュールな写真が撮れました。