東京に着いたゆさこ。
男(オーナー)に紹介された物件(こけし棚)にやってきた。
「ここね・・・。よし、でははりきってクラブこけしの開店準備をしよう・・・っと、何だあれ。」
そこには赤と黒がぐにゃりと混ざりあった模様のこけしが既にいる。
しかも赤部分と黒部分それぞれに顔がある!
ゆさこと赤黒
赤「どうも、下駄番です。お手伝いします。頑張りましょう。」
黒「クラブこけしって・・・微妙。あなたに出来るの?無理じゃない?」
性格にも二面性があるようだ。オーナーの計らいで古くからここに住み着いているらしい。
何を隠そう、実は彼女は、かつて箱根にこの人ありと言われた伝説の下駄番。
履物を見ればその人の社会的地位はおろか、体調や悩み事まで見抜くという。
ゆさこは、変わった人だと思うも、一人よりは心強いと思う。
「下駄番も揃ったし、なにはともあれ、我々だけでとりあえずクラブこけしを開店するのよ!」
赤「おぉー!」
黒「・・・・ふぅ」
こうして
ゆさこのB型的勢いで見事に見切り発車したクラブこけし。
しかしながらそのコンセプトは現時点では大変あやふやなものであった。
つづく
赤黒
渾名:下駄番(創作こけし)
作者:川瀬祐志
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伝統こけしの紹介と言った矢先、創作こけしの紹介でした。
ゆさこより以前に箱根で買いました。
安珍・清姫伝説の清姫がモチーフに、女心の静と動が表されているようです。
そう言われるとストーリーのあるこけしだと、感心して買ってしまいました。
しかしながらクラブこけしでは下駄番というプロフェッショナルな位置付けです。
次回からちゃんと伝統こけしの紹介に戻りますね。
クラブこけしに革命が・・・・乞うご期待(゚∇゚ ;)