「遂にやってきたわね2号!念願の梨狩り!」
「感無量だね1号。オーナーの夢だったようだけど、梨狩りは全人類にとっても憧れよ。」
「これ全部食べ放題なんだよ。遠慮なくどんどん食べていいんだよ2号!」
「じゃあ1号も食べなよ。あたしはもう限界、ウップ、2個で十分だった・・・」
「実はあたしも限界。暑いし。結局涼しい家で食べるのが一番じゃない?」
「ほら見て、オーナーも汗だくで詰め込んでいるけど、もう顔が青いわよ。」
なんとか元を取ろうと足掻くオーナーを尻目に、1号2号は木の上で語り合う。
「ところで2号、今回の店外編が紹介されるのは12月頃だって。」
「え、そうなの?季節感もへったくれもないわね。じゃあ年末っぽいこと話そうか1号。」
「そうね。じゃあ2号、今年一年どうだった?何か変わったことあった?」
「それが・・・あったのよ!!聞いて驚くなかれ1号、私に大量の妹がいたのよ!」
「そりゃあ父ちゃん(鈴木俊之工人)も健在だし、妹だって増えるでしょうよ。」
「そういことじゃないの!そもそも私の出生の秘密は知ってるわよね1号?」
「注文したオーナーが工人にわがまま言ってリボンつけてもらったって話でしょ?」
「そう!!(第83話)だからリボン型こけしは私が初めてだったのよ!?」
「・・・ということは、その妹達っていうのは、まさか?!」
「そう!私と同じリボン型が鳴子のお店にズラリと並んでいたのよ!!」
「ひえー、そうなの?じゃあ初代として妹たちに恥じないようにしなきゃね2号!」
「どこまで私が関係してるかわからないけど、とにかく身が引き締まるわ!」
「じゃあそんな2号に一つ今年を総括してもらいましょうか。しかも謎掛けで!」
「すごい無茶振り!えー、じゃあ素人の梨狩りと掛けまして、私の妹達と解く。」
「はい、素人の梨狩りと掛けて、うんきち2号の妹達と解く、その心は!!」
「熟(売)れてんだかどうだか良く分かりません!」
「おい!何か失礼だな。2号の妹達きっとバカ売れだよ!あと梨も十分おいしかったよ!」
2号につっこみつつも、無茶振りの割に上手いこと言うなと思った1号であった。
梨のもぎかた等勉強になりましたが、蒸し暑さとか蚊との闘いとかで意外と落ち着かず
経験的には1度で満足といった感想です。
そうこうしている間に年末が近づいてきてしまいました。一年の速さが恐ろしい。
更新がなかなかはかどりませんが、年内もう1回いけるか?
「はい、素人の梨狩りと掛けて、うんきち2号の妹達と解く、その心は!!」
「熟(売)れてんだかどうだか良く分かりません!」
「おい!何か失礼だな。2号の妹達きっとバカ売れだよ!あと梨も十分おいしかったよ!」
2号につっこみつつも、無茶振りの割に上手いこと言うなと思った1号であった。
つづく
=====================梨のもぎかた等勉強になりましたが、蒸し暑さとか蚊との闘いとかで意外と落ち着かず
経験的には1度で満足といった感想です。
そうこうしている間に年末が近づいてきてしまいました。一年の速さが恐ろしい。
更新がなかなかはかどりませんが、年内もう1回いけるか?